皆さんはポテトチップスを「ちょっと、ちょうだい!」と言われたら、どれくらいの量をイメージしますか? 1枚? 3枚? 指先くらいの欠片? そうなのです。「ちょっと」や「きちんと」は抽象的な概念で、人によって感覚の幅があります。そのため、相手の表情や仕草を見て、足りなかったのかな?と量を増やしたり、多かったかな?と無意識に判断して対応していませんか?
ただし、自閉症のお子さんは障害の特性により、相手の気持ちや感情を表情で読みとり対応することが、とても苦手です。そして見通しが持てないことは恐怖となり、そのことを上手く伝えられずにパニックになったりします。
だからこそ、具体的に「5枚ちょうだい」と具体的に、「ぞうきんで机を拭いてね」と視覚的に伝えてもらえると、ご本人のできることが格段に増え、怒られることも減ります。
このような講義に加え、自閉症のお子さんの見えている世界や、感じている恐怖や違和感などの疑似体験を踏まえた研修を2/13に開催しました。児童クラブ・保育園・放課後等デイサービスの支援者の皆さんのアンケートからも「曖昧な表現をやめて、分かりやすい伝え方を工夫する」との声が多くありました。
見方や関り方を変えれば味方になれる!!
この言葉が合言葉になるよう広めていきたいです。


